公開日 2026年4月1日
この事業は、市民活動団体の先駆性・柔軟性を生かしたアイデア・ノウハウによって、より効果的な地域の課題解決、活性化、市民サービスの向上を目指すものです。令和7年度は9団体から応募をいただき、5団体の提案が採択されました。各団体より活動報告をいただきましたので、次のとおりお知らせします。
地域発信を目的とした「推しキャラクター」の創出
団体名:The Maker of the New World
地域資源をモチーフとした「推しキャラクター」を創出し、SNSでの情報発信や朝倉文夫記念館でのコスプレイベント、トークセッションなどを実施しました。さらに高校生や地域事業者、在住外国人団体と連携し、「カボス胡椒のジビエ餃子ドッグ」の開発や、やさしい日本語による生活支援冊子『くらしるBungo!』を制作しました。これにより地域資源の新たな認識や世代・立場を越えた交流が生まれ、地域参加型の発信モデルを構築できました。今後は構築したネットワークと情報発信基盤を生かし、持続可能な地域ブランディングに取り組んでいきます。
将棋大会の豊後大野市開催の定着
団体名:豊後大野市将棋同好会
これまで、第1土曜日におこなってきた将棋同好会の例会に加え、7月から中央公民館で毎月第4日曜日に将棋大会の開催や、11月には県南交流将棋まつりを実施しました。これらの取組により、市内外から参加者が集まり、県内他地域での大会開催とも相乗効果が生まれ、交流と参加者の増加が見られました。今後は大会の継続開催により、将棋愛好者の本市への来訪を促進するとともに、例会を大会形式へ移行するなど参加機会を広げ、将棋を通じた交流と関係人口の創出を目指します。

「こどもまんなか社会」を目指す講演会とロケット教室事業
団体名:NPO法人ここのね
北海道でロケット開発を行い、ドラマ「下町ロケット」のモデルにもなった植松努氏を講師に迎え、夢を持つ大切さを伝える講演会を開催し、高い関心を集めました。アンケートでは「感動した」「子育ての意識が変わった」等の声が多数寄せられました。また、大分県央空港で開催したロケット教室では、自らの手で打ち上げまで行った子どもたちが「自分にもできた」という大きな自信を獲得しました。本事業を通じ、子どもたちの自己肯定感の向上とともに、大人が子どもを「管理・指導」から「応援・伴走」へと見守る姿勢へ意識を変える大きな成果に繋がりました。今後も、子どもたちが夢に向かって挑戦できる環境づくりを行っていきます。
カボスで彩るジビエ料理 地域資源活用プロジェクト
団体名:野菜ソムリエコミュニティ大分ぶんごおおの
三重総合高校や専門講師と連携し、地域資源であるカボスとジビエを活用した商品開発に取り組み、試作・試食を重ねながらレシピの検討や関係者との意見交換を行いました。その結果、薬膳料理の観点から「鹿肉のしぐれ煮」、フレンチの観点から「ジビエソーセージ カボスマスタード添え」を開発し、商品化に向けた基礎を整えました。また、猟友会や加工所、行政、道の駅などと議論を重ねる中で、獣害対策や流通、担い手不足など地域課題を再認識し、解決に向けた連携のきっかけを得ました。今後は商品化に向けた課題整理を進めるとともに、関係者の連携を強化し、地域資源を生かした持続的な仕組みづくりにつなげていきます。

繋がる笑顔 みんなで楽しむ農大祭
団体名:大分県立農業大学校 学生会
農大祭や豊後大野市のPRを行うため、農大というブランドを前面に出した広告入りポケットティッシュによる広報活動の強化や、ゲストを招いてのステージパフォーマンスを行いました。また、新たにキューブ米を作成してイベントのグレードアップを図りました。市内の方だけでなく、市外の方にも幅広くPRできたおかげで、約2,000名もの方に来場いただき、市の交流人口増加や、市の農産物のPRを行うことができました。今後も農大祭や農産物の販売を通して、豊後大野市の魅力の発信に繋げていきたいです。