令和7年度「人権を守り、差別をなくす」標語・ポスター入賞作品

公開日 2025年12月24日

更新日 2025年12月24日

　さまざまな人権問題に関する正しい理解と認識を深め、人権尊重の精神を養うことを目的として「人権を守り、差別をなくす」標語とポスターを募集しました。標語は1849名、ポスターは160名と多くの方の取り組みをいただきありがとうございました。厳正な審査の結果、入賞作品が決まりましたのでご覧ください。

　また、12月6日の人権を守る市民のつどいにおいて、「人権を守り、差別をなくす」標語・ポスター優秀賞の表彰式を行いましたので、審査員の講評を一部掲載します。
　『ポスターの部は、完成までの時間と労力、丁寧さや工夫など作者の苦心の跡がうかがえ、審査には大変苦慮いたしました。今回は、個性を尊重し、多様性を認め合う社会にふさわしく、ヤングケアラー、ジェンダー等に視線を向けた作品も多く、作者の優しさや思いやりを感じることができる作品を入賞作品に決定しました。入賞作品以外にもたくさんの素晴らしい作品がありましたことを申し添えます。
　標語の部では、小学生の作品は、学校生活や家庭生活の中で感じた思いやりや個性を大切にすることなど、優しい言葉づかいの中に人権への思いを感じることができました。さらに中学生、高校生と年齢が上がるにつれ、家族や地域の人など周りの人との関係を通して、それぞれの視点から差別のない明るい社会を築いていこうという熱い思いも伝わってきました。
　人権とは、私たち一人ひとり平等に与えられた幸せに生きるための権利です。この事業を通して人権について今一度考えていただくことの重要性を改めて感じました。標語やポスターの制作に携わった先生方や児童生徒の皆さん、進んで標語を提出いただいた市民の方々にお礼を申し上げます。』