インキュベーションファームは、農業経験のない市外からの移住者を募集し、ピーマン栽培の技術を習得することによって、新規就農者の確保、育成を図っている豊後大野市独自の事業で、平成23年度に事業を開始して本年で14年目となりました。
　今回、研修を修了したのは、昨年1月に第13期生としてインキュベーションファームに入校した東さん、佐藤さんご夫婦2組4人で、当日、研修修了証書を市役所で交付させていただきました。
　この2年間、互いを励まし合いながら、懸命にピーマン栽培と農業経営の研修に取り組み、独り立ちできる技術・能力を習得されましたので、無事に卒業の運びとなりました。
　これで本事業を開始してから研修を修了された方は、29組58人となりましたが、皆さんは市内で就農して中核的担い手農家として本市農業を支えていただいています。
　本市の農産物は品質が優れており、生産量を増やすことで産地化･ブランド化につながりますので、第13期生の皆さんの今後の活躍を期待しています。