残暑の厳しい日が続いていますが、第18回豊後大野市畜産共進会が豊肥家畜市場で開催されました。

　今回は、1区から4区まで合計39頭の肉用牛が出品され、1区で朝地町の羽田野天輝さん、2区で朝地町の羽田野利夏さん、3区で清川町の佐藤良和さん、4区で朝地町の小倉良一さんが最優秀賞を獲得し、グランドチャンピオンに佐藤良和さん、部位賞に羽田野天輝さんが決定しました。

　また、10月に開催される大分県畜産共進会に出品する7頭が併せて選出されました。本共進会で表彰の栄に浴された皆さんに心からお祝い申し上げますとともに、これまでのご努力に深く敬意を表します。
　豊後大野市で生産された和牛は全国共進会でも優秀な成績を残しており、畜産は本市の誇りとする産業となっていますが、飼料価格の高騰や子牛価格の低迷など畜産をめぐる情勢は依然厳しいものがあります。

　そこで本市では、肥育農家を助成することによって繁殖農家の子牛を買い支える事業を新たに創設し、畜産の振興を図っていきたいと考えています。

　畜産農家の皆さんのご理解とご協力をお願いしますとともに、今後のご活躍をお祈りします。