公開日 2025年7月14日
7月は、社会を明るくする運動の強調月間です。社会を明るくする運動については、全ての国民が犯罪や非行を防止し、罪を犯した人たちの更生について理解を深め、それぞれの立場で力を合わせ、犯罪や非行のない安全で安心な明るい社会を築こうとする全国的な運動です。
本市におきましては、7月1日の早朝から保護司会や更生保護女性会、緒方バイククラブ等の皆さんによる街頭啓発キャンペーンが実施され、続いて午前8時30分から図書館前で内閣総理大臣及び大分県知事から「社会を明るくする運動」のメッセージが私に伝達されました。
また、7月8日には、この運動の一環として、大分少年院で第51回意見発表会が開催され、院生や地元の高校生の7人から「これまで歩んできた人生や経験を通して、これからどのような人生に挑戦していくのか」について、自らの思いを自らの言葉で発表していただきました。
そして、7月12日にエイトピアおおので豊後大野市大会が開催され、前年の作文コンテストで優秀賞を獲得した南部莞志さんの「気持ちを考える」が紹介され、次に高崎山管理センターの木本智さんから「高崎山のサル社会について」ご講演がありました。
本年6月1日から刑法が改正されて施行し、これまでの懲役と禁固が拘禁刑に一本化され、罪を犯した人たちを「懲らしめる」ことから「立ち直りを支援する」ことへの転換がなされました。
この新たな法律の下で、本市においても罪を犯した人たちの再犯防止と立ち直りを支援し、犯罪や非行のない明るい社会が築いていけるよう取り組んでまいりますので、皆さんのご理解とご協力をお願いします。