公開日 2025年5月20日
最終更新日 2025年5月20日
令和7年5月19日(月曜日)、千歳町の介護予防コミュニティカフェ「楽らく広場ひょうたん(通称:ひょうたんカフェ)」の10周年記念式典が、千歳公民館で開催されました。
介護予防コミュニティカフェとは、豊後大野市の介護予防事業の一環で、各町で週一回行う「通いの場」です。
各町の住民が運営委員となって企画運営を担い、カフェや体操・レクリエーションなど様々な活動を行っています。
「ひょうたんカフェ」が運営を開始したのは平成27年5月18日で、「ちょっと寄り道 心と体が軽くなる場所」を理念に、コーヒーを飲みながらお話をしたり、誕生会や季節の行事を楽しんだり、健康や防犯の講話を聴いたりして交流を深めてきました。
また、藤華医療技術専門学校や日本文理大学・大分県立看護科学大学の学生とも交流して、けん玉作り・飴細工作りなどを通じて親交を深めました。
この10年間で、運営する側が楽しむ側に変わったり、コロナ禍では2ヶ月から半年程度、活動を控えたりした時期もありましたが、令和6年度末現在の活動回数は353回、延べ利用者数は10,765人に達しました。
記念式典では、以前利用されていた15名の「天国からのお客さま」に哀悼と感謝の黙祷を捧げました。その後、10年間皆勤の8名の利用者に感謝状が授与されました。
来賓のお話の中で、「豊後大野市のコミュニティカフェに通っている方は、要介護認定を受ける割合が、通っていない方より4パーセントほど低いという結果が出ている。」という話がありました。
65歳以上の方はぜひ「ひょうたんカフェ」に参加していただき、体力づくりと心の健康づくりを推進していただけたらと思います。
「ひょうたんカフェ」の今後益々のご発展をお祈りしています。
10周年ということで多くの利用者と来賓の皆さんが出席しました
会長の河野八重子さんは設立当初から会長として「ひょうたんカフェ」の運営を主導されてきました
10年間皆勤の利用者にひとりずつ感謝状を授与
祝いの謡曲を歌い上げた後藤喜久代さん
祝いの詩吟を吟じた廣瀬健一さん
お楽しみ福引き会では皆さんの健康を願った「面白景品」が贈呈されました
運営スタッフによる合唱も披露されました
利用者の益永路枝さん(97歳)は毎年利用者とスタッフに草鞋と色紙をプレゼント
これからも末永く「ひょうたんカフェ」へのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします