祝　辞

　やわらかな春の日差しと、草木に命の芽吹きを感じるこの佳き日に、豊後大野市竹田市医師会共立豊西准看護学院の入学式が、多くの御来賓、関係各位の御臨席のもと、盛大に挙行されますことを、心よりお慶び申し上げます。

　まずは、第60期生の皆様、御入学、誠におめでとうございます。そして、これまで深い愛情をもって支えてこられました御家族の皆様におかれましても、衷心よりお祝い申し上げます。

　貴学院は、これまで地域医療の担い手である准看護師の育成に多大なる貢献をされ、また、卒業された皆様が、各医療機関において御活躍されておりますことは、保健・医療・福祉の充実を掲げる本市といたしましても、喜ばしい限りであり、貴学院の御尽力に対し深く感謝を申し上げます。

　さて、入学された皆様は、本日が看護職への第一歩となりますが、これからの学院生活において、専門知識や技術の習得はもとより、命の尊さを学び、患者さんを心身両面から支えることのできる優しさと思いやりを持った医療人となられることをご期待申し上げます。

　そして、希望と決意に満ち溢れた今の新鮮な気持ちを忘れることなく、日々研鑽を積まれ、皆様の夢が実現されることを願っております。

　結びに、第60期生の皆様の限りない飛躍と、豊西准看護学院の今後ますますの御発展を祈念申し上げまして、お祝いの言葉といたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和6年4月6日　　　　　  

　豊後大野市長　 川 野 文 敏