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【千歳町】第2回「ぶんごおおの福祉とアートの日」舞台開催

公開日 2023年12月6日

最終更新日 2023年12月5日

令和5年11月25日、26日に豊後大野市千歳公民館で、ぶんごおおの福祉とアートの日実行委員会による舞台「笑うボンバ。」が上演されました。これは、健常者と障がい者がコラボした舞台等を通じ、地域一体で障がい者問題や福祉について関心と理解を深めていくことを目的に企画されたもので、今年の3月に続き第2回が開催されました。
千歳町出身の田崎ヒサトさんが、作・演出・出演して、脳性マヒの俳優・森裕生(ユウキ)さんや市内就労支援施設のNPO法人福和会、ライフサポートセンターなごみ園の皆さん、盲目のピアノ奏者後藤杏奈さん、地元三重総合高校演劇部が出演しました。舞台は、ペットボトルを題材にした芸術家モーリー(森さん)と先生(田崎さん)のアートの話しを軸に環境、社会の矛盾などに対し、心の叫びを爆発(ボンバ)させつつも、笑いが織り込まれた内容で、各出演者の熱演に拍手が送られました。
また、舞台に先駆けて11月24日に千歳中学校体育館で、森裕生さんの「命の大切さ」についての講演会が開催され、千歳小学校の5、6年生28人、千歳中学生の1、3年生36人、一般来場者及び先生19人の約80人が参加しました。森さんは、これまでに中学校、高校とイジメに遭い、自殺未遂をした経験を踏まえ、「脳性マヒの私が、やる気があれば何でも出来るとチャレンジしている姿を見て、失敗を恐れず色んなことにチャレンジして貰いたい」と、現在、俳優のほかプロマジシャン、YouTuberなどに取り組んでいるそうです。中学生の講演後の感想では、「障害のため差別され辛い体験をしているのに『障害は神様からの贈り物』という森さんは凄いと思いました」などの多くの感想が寄せられました。
このほか期間中に、千歳支所1階ホールなどで、佐藤洋子さんの織物、真澄アキヒロさんの絵画、葛城正子さんのキルト作品などが展示され多くの来館者が立ち寄りました。

舞台笑うボンバ。のようす
▲舞台「笑うボンバ。」の一場面

舞台ピアノ演奏後藤さん
▲舞台「笑うボンバ。」盲目の後藤杏奈さんのピアノ演奏

舞台出演者あいさつ
▲舞台「笑うボンバ。」終演後の出演者あいさつのようす

森裕生講演会のようす
▲千歳中学校体育館で開催された森裕生氏の講演会のようす

葛城さんキルト作品
▲千歳支所1階正面に展示された葛城正子さんのキルト作品

佐藤洋子織物展示のようす
▲千歳支所1階ホールでの佐藤洋子さんの織物展示のようす

真澄アキヒロ展示のようす
▲千歳支所1階ホールでの真澄アキヒロさんの作品展示のようす

お問い合わせ

千歳支所 
電話:0974-37-2111