公開日 2020年5月1日
最終更新日 2020年4月21日
平成26年10月1日から、高齢者を対象とした肺炎球菌が定期接種となりました。
(定期接種とは、予防接種法に基づき市町村が実施する定期の予防接種)
肺炎球菌とは
肺炎球菌は主に起動の分泌物に含まれる細菌で、だ液などを通じて飛まつ感染し、気管支炎や肺炎、敗血症などの重い合併症を引き起こすことがあります。
肺炎は日本の死亡原因の第5位となっています。
また、日常的に生じる成人の肺炎のうち1/4~1/3は肺炎球菌が原因と考えられています。
肺炎球菌感染症をワクチンで予防することは可能ですか?
肺炎球菌には93種類の血清型があり、平成26年10月からの定期接種で使用される「23価肺炎球菌ワクチン(ニューモバックスNP)」は、そのうちの23種類の血清型に効果があります。また、この23種類の血清型は成人の重症の肺炎球菌感染症の原因の64%を占めるという研究結果があります。(引用:厚生労働省ホームページ)
高齢者肺炎球菌ワクチンの定期接種の対象者
令和5(2023)年度までは、過去に肺炎球菌ワクチン(23価)を受けたことがない方で、
対象者1)該当する年度に65歳、70歳、75歳、80歳、85歳、90歳、95歳、100歳となる方と、
対象者2)60歳から65歳未満の方で、心臓、腎臓、呼吸器の機能に自己の身辺の日常生活活動が極度に制限される程度の障害やヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に日常生活がほとんど不可能な程度の障害がある方は
定期接種の対象となります。
令和2年度肺炎球菌予防接種について
令和2年度の対象者には、個別に受診券を郵送しています。(令和2年4月上旬)
※ただし、過去に自費・公費にかかわらず「23価肺炎球菌ワクチン」の接種を受けたことがある方は、この事業の対象として接種できません。
対象者1)
令和2(2020)年度に | 生年月日 |
---|---|
65歳となる方 | 昭和30年4月2日~昭和31年4月1日 |
70歳となる方 | 昭和25年4月2日~昭和26年4月1日 |
75歳となる方 | 昭和20年4月2日~昭和21年4月1日 |
80歳となる方 | 昭和15年4月2日~昭和16年4月1日 |
85歳となる方 | 昭和10年4月2日~昭和11年4月1日 |
90歳となる方 | 昭和 5年4月2日~昭和 6年4月1日 |
95歳となる方 | 大正14年4月2日~大正15年4月1日 |
100歳となる方 |
大正9年4月2日~大正10年4月1日 |
対象者2)
60歳以上65歳未満の方で、心臓、腎臓もしくは呼吸器の機能障害またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能の障害を有する方
接種期間
令和2年4月1日から令和3年3月31日まで
接種費用
自己負担金 3,000円
(生活保護受給者は自己負担金はありません)
接種可能な医療機関 ※事前に予約をしてください。
・令和2年度肺炎球菌予防接種実施医療機関(豊後大野市内)
R2年度肺炎球菌予防接種豊後大野市内協力医療機関一覧[PDF:81KB]
※大分県内の医療機関と委託契約をしていますので、豊後大野市外の医療機関で予防接種が可能です。
その他
接種の際は、郵送された受診券を持参してください。
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