令和元年度 豊後大野市防災講演会

　この日、エイトピアおおのにて、「令和元年度 豊後大野市防災講演会」を開催しました。
　この公演会は、消防庁の「災害伝承10年プロジェクト」により、東日本大地震災の被災地で活躍された方を「災害伝承語り部」として派遣いただき、市の災害対応能力の強化や住民皆様の防災意識の向上を図ることを目的に開催するものです。
　講師は、元陸前高田市気仙沼小学校校長 菅野祥一郎氏です。菅野氏は、東日本大震災時に児童や職員を津波からの避難誘導に当たられ、平成23年3月に退職されるまで、避難先の小学校で児童や職員を指導してこられました。
　講演では、緊急時におけるリーダーの資質が重要であり、東日本大震災において、マニュアルにとらわれない判断力や指導力が生死を分けたとのことでした。
　本市では、引き続き、災害に強いまちづくりに取り組むとともに、緊急時に地域の防災活動や避難誘導を担う防災士の養成を積極的に進めてまいります。