県指定・選択 無形民俗文化財

公開日 2015年2月22日

最終更新日 2015年2月22日

県指定無形民俗文化財

    浅草流松尾神楽

松尾神楽

松尾区城山神社に奉納される県内でも最も多く伝播する浅草流(あさくさりゅう)の流れを組む神楽。江戸時代後期頃に浅草八幡社より伝えられたもので33番舞樂を伝えている。勇壮かつ活発な浅草流の特色を良く伝える神楽座である。今もその継承活動は盛んで、近年は子ども神楽を結成。その活動は後進の育成だけでなく、地域の活性化、青少年の健全育成にも貢献している。臼杵領内にありながら臼杵の宮流(みやりゅう)神楽を継承せず、岡藩で主流であった大野系岩戸神楽を伝えていることは非常に興味深い。

所在地:三重町松尾  指定年月日:昭和52年3月31日

    上田原湯立神楽

湯立神楽

上田原御手洗神社の霜月祭で3年に1度奉納されている。この湯立神楽は宮流臼杵神楽の流れを組むとされ、臼杵領の神主から伝授されたと伝わっている。その真骨頂は湯立にあり、寒風吹きすさぶ中に立ち上る蒸気と、荒神が乱舞して炭やお湯が飛び散る姿は幻想的でエネルギーにあふれている。荒々しく勇壮な行事として多くの見物者を集めている。

所在地:三重町上田原 指定年月日: 昭和63年3月15日

    緒方神楽

緒方神楽

御嶽流の流れをくむ神楽で、川越し祭りで名高い緒方一ノ宮、二ノ宮、三ノ宮に所属する神楽座である。昭和41年には県指定無形民俗文化財に指定され、昭和52年には第1回大分県神楽大会において第1位を獲得するなど輝かしい経歴を持つ神楽座である。もともと、緒方軸丸神楽が中心となった神楽座で、勇壮で激しく、御嶽流神楽の中でもひときわ重厚感のある舞を信条としている。今もその踏み込みの強さからおきる舞棚の衝撃音は観客を圧倒し印象的で大野系岩戸神楽らしい迫力で人気を博している。昭和初期には、荻町や阿蘇方面に御嶽流神楽を伝授したり、近年では、緒方神楽全演目33番をいち早く映像化し記録に努めたりするなど神楽の普及や保存継承に積極的に取り組んでいる。

所在地:緒方町軸丸 指定年月日:昭和41年3月22日

    奥嶽流上畑獅子舞

上畑獅子舞

緒方町上畑に伝わる獅子舞で、市内でただ1つの奥嶽流の獅子舞を継承する。奥嶽流の獅子舞とは、応永8年(1401)に祖母嶽大明神を上畑に勧請した際、当地に伝わっていた銭太鼓神楽に改良を加えて創始されたと伝わるものである。その所作は、御嶽流獅子舞で見られる頭を左右に振る動きではなく、上下に突くような動きが特徴で比較的ゆったりとしたリズムで舞う。しかし、最も特筆すべきは、大人が団扇取り(口取り)を勤めるところにあり、獅子をあやすというよりも「獅子使い」といった印象を受ける。山あいで脈々と受け継がれてきたこの上畑獅子舞は昭和53年に県の指定をうけている。

所在地:緒方町上畑 指定年月日:昭和52年3月31日

    深山神楽

深山神楽

大野系3流派のうち、深山流(ふかやまりゅう)岩戸神楽を継承する神楽座。深山流の発祥地である朝地町では、昭和40年代以降、過疎高齢化の波にのまれ、神楽も途絶えてしまう危機に陥っていた。しかし、当時の農業後継者を中心とするグループにより「青年神楽座」として再結成され、以来その誇りをもって継承活動を続けている。昭和41年には県の指定を受け、深山流の特色である勇壮・軽快の特色を今に伝える。深山流神楽は朝地町深山八幡社において発祥したといわれる神楽であるが、36番という大野系でも最多の演目数を有し、その歴史的背景には謎に包まれた部分が多くある神楽である。

所在地:朝地町市万田 指定年月日: 昭和41年3月22日

    犬山神楽

犬山神楽

大野町上津神社発祥の上津流(あげつりゅう)岩戸神楽。文久3(1863)年の記録では15番の演目があるが現在は11番である。一時断絶したが地元青年により復活、平成16年に浅草犬山(あさくさいぬやま)神楽保存会として古の舞を今に伝えている。

所在地:大野町片島 指定年月日: 昭和41年3月22日

  奥畑神楽

御嶽神社(清川村)より奥畑区に伝わる御嶽流岩戸神楽である。かつては御嶽神社に奉納されていたが、現在は区の氏神である熊野神社に毎年秋の大祭と元日に奉納している。舞は33番で構成されている。

所在地:三重町奥畑 指定年月日:平成30年2月6日

奥畑神楽

県選択無形民俗文化財

      緒方町の千盆搗

緒方千本搗

千盆搗(せんぼんづき)とは、溜池の新築・改修時に行う地固めや井路の漏水箇所に赤土を塗り込む際の作業が芸能化したものである。作業を指揮する「木遣り(きやり)」は作業工程ごとに違う「木遣り唄」を唄い、その調子に合わせて「搗手(つきて)」「盛手(もりて)」が作業を行っていく。作業は細かく区分されており土を踏んだり練ったりといった重労働をこなす。この芸能は土木工事がまだ人力によっていたころの習俗を多分に伝えるもので歴史を振り返る意味でも貴重な芸能である。

所在地:緒方町下自在 選択年月日: 昭和51年3月30日

     柴山八幡社のひょうたん祭

柴山ひょうたん祭

千歳町柴山八幡社の霜月祭で12月の第1日曜日に行われる。その神幸行列に立つ通称「ひょうたん様」で有名な祭り。その主役であるひょうたん様は、緋色の装束をまとって、長さ1m重さ11kgを超す大わらじを履き、頭には60cmの長ひょうたんをかぶるという出で立ちであらわれる。腰に下げたひょうたんから無病息災となる御神酒を振る舞いながら参道をねり歩く姿から天下の奇祭と呼ばれている。

所在地:千歳村柴山 選択年月日:昭和37年2月27日

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