公開日 2022年3月11日
最終更新日 2022年3月11日
命と生活を守る土木の魅力を学ぶ「土木未来(ときめき)教室」
子どもたちは、普段、土木という職業に接する機会が殆どありません。したがって、仕事の内 容や意味もよく知りません。当然、将来自分がやってみたい仕事の選択肢にも上りにくく、土木 建設業の担い手不足も深刻になっています。
「土木未来(ときめき)教室」は、私たちの生活に不可欠な道路や橋の建設だけでなく、災害か ら命や生活を守る土木工事(堤防・砂防ダム・・・)の重要性を知らせるとともに、実際に土木建 設機材に触れたり、実際の工事現場を目の当たりにしたりすることを通して、自分たちの安全安 心な暮らしを維持し守っている土木建設を、自分の将来の進路の一つの選択肢に入れてほしいと いう願いから、豊後大野土木事務所が大分県建設業協会大野支部の協力を得て、毎年実施してい ます。
今年度は、朝地小中学校の5・6・7年生と三重第一小学校6年生を対象に実施しました。 朝地小中学校では、「『どぼく』ってなあに」というテーマで、災害の甚大さや悲惨さとその災害 から命を守る土木建設の役目を知るとともに、建設機械の操作を実際に体験する中で土木工事の 大切さや魅力に触れてもらいました。当日、建設業協会豊後大野支部より土木関係の図書の寄贈 がありました。これは、豊後大野市内の全ての小学校にも寄贈していただきました。ありがとう ございました。
三重第一小学校6年生には、土木現場の「現地研修」ということで、三重町上田原の「新殿牟 礼線」の建設現場を実際に見学することで、土木工事の醍醐味を体験してもらいました。
10月19日(火) 「『どぼく』ってなあに」 朝地小中学校5・6・7年生
【1時間目】土木の仕事について(土木建築工事の内容や災害と防災工事など)
【2時間目】測量体験・土木建設工事機械の実演や体験など









児童・生徒の感想
- 土木の仕事が、人の生活を支えていると聞いてかっこいいなと思いました。
- 土木の仕事が、道路を作るだけでなく、防災にも役立っていることをはじめて知りました。
- 建設機械は、はじめてだったけど、一緒に操作してくれたので、操作方法を知ることができて良かったです。
11月19日(金) 「道路工事現場見学」 三重第一小学校6年生
【1時間目】土木の仕事について(土木建築工事の内容や災害と防災工事など)
【2時間目】「新殿牟礼線」の建設現場見学









児童の感想
- 5・6 時間目に土木未来(ときめき)教室がありました。5 時間目は、ホールで災害や避難のことについて学びました。わかりやすかったので、メモもとりやすかったです。地滑りが心に残りました。そういう災害を防ぐために土木工事をしているのだと思いました。6 時間目は、コンクリートに落書きをしました。大胆に描けて楽しかったです。
- まず、ホールで土木未来教室というのを学んだり、体験模型をしたりしてから,道路を作っている現場に行って、裏に落書きをしました。いろいろな絵があって面白かったし、土木について興味がわいて楽しかったです。
- 土木未来教室で、道路工事をしているところへ行きました。5 時間目には、ホールで再現模型の学習もしました。(説明する人の中に)女性の方もいて、すごいと思いました。自学でも調べてみたいと思いました。