公開日 2021年8月24日
最終更新日 2021年10月22日
キャリア教育で子どもたちの未来づくり
7月30日(金)に、今年度、豊後大野市に赴任してきた教職員を対象にしたジオパーク現地研修会を実施しました。
豊後大野市では、児童生徒が自分たちの住む豊後大野市の魅力(ひと・もの・ところ・歴史・出来事など)に出会い直すことが、自己実現のための大きな礎になるということで、「郷土学」の充実に力を入れています。その中核といえるのがジオパーク学習です。全ての小中学校でカリキュラムが作成され、取り組んでいます。そのさらなる充実への環境整備として、新しく豊後大野市に赴任してきた教職員に対してのジオパーク研修を行っています。
今年度は、郷土学の成果を具体的に実感してもらうために、菅尾磨崖仏や虹澗橋について、菅尾小学校6 年生にジオパークの講師役をお願いしました。昨年度、APUの学生を英語でガイドした経験やさらに積み上げた学習の成果が十分に出せた講師ぶりでした。
- 菅尾磨崖仏
- 堂々と説明する菅尾小6年生
- 虹潤橋
- 楽しいクイズ形式での説明
- 馬頭観音
- 【専門員による説明】江内戸の景
参加者の感想から
・子どもたちの発表がわかりやすかった。当たり前のように説明するところがすごかった。自校の取り組みの参考にしたい。
・9万年前の自然のものが残っていることに驚いた。この素晴らしさを、子どもたちに伝えていきたい。まだ行ったことのないサイトにも行ってみたい。
・専門員の方も、何を聞いても答えてくれてとても勉強になった。
・地形や石橋にまつわる歴史が知れてよかった。
・ジオパークについて、全く知識がなかったが、得られてよかった。自分でも改めて勉強しようと思える研修だった。
・自分の校区にもジオサイトがあるが、自校の子どもにも紹介できるような機会をつくりたい。
・2学期はジオパークの研修に行くので、事前にジオパークについて学べて良かった、活動に取り入れたい。
・よく眺めている風景だけど、不思議なことや意味があることがわかった。