公開日 2020年12月2日
最終更新日 2020年12月2日
サツマイモの基腐病は、感染すると地際部から茎が枯れ、いもが腐敗する症状を引き起こす病害であり、平成30年度に宮崎県、鹿児島県及び沖縄県において初めて発生が確認されました。今年度は福岡県、長崎県及び熊本県において発生が確認される等、九州各県での発生が拡大しています。
この発生原因の一つとして、県外から持ち込まれる種いもや苗が本病に感染していた可能性が考えられます。国内でのサツマイモ基腐病のまん延を防止するため、下記事項をご参照のうえ、本病まん延防止対策の徹底についてご協力いただきますようお願いします。
1.本病の地域内への侵入を阻止するため、下記の対策についてご協力をお願いします。
(1)未発生圃場で生産されたことの確認等により、健全種苗を確保する。
(2)植付け前の種苗消毒を行う。
(3)栽培期間中は、ほ場観察を通じて本病の早期発見に努める。
2.疑わしい症状を発見した場合は、下記の「お問い合わせ先」までご連絡ください。
【参考】
サツマイモ基腐病の発生生態や、防除対策に関する技術情報の詳細については、農研機構Webサイトに公表されているマニュアルを参照ください。
https://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/134198.html
お問い合わせ先
○大分県 豊肥振興局 生産流通部 野菜班 tel:0974-63-3177
○JAおおいた 豊肥事業部 園芸課 豊後大野班 tel:0974-22-2121
○豊後大野市役所 農業振興課 農業振興係 tel:0974-22-1001