公開日 2015年10月14日
最終更新日 2015年9月28日
劇場型勧誘詐欺に、ご注意ください
劇場型勧誘詐欺【複数の業者が登場し、劇型勧誘をする】
A社のさまざまな商品や投資に関するパンフレットが届き、後日、B社から「パンフレットが届いた人でないと購入の権利がない。その権利を譲ってほしいので、名義を貸してほしい。名義を貸してくれれば謝礼を支払う」と連絡があった。お金ほしさに名義を貸したが「お金を振り込んだ人と購入権利名義が違うので違法だ。裁判に訴えられた。裁判を取り消すためにお金を振り込んでもらえないか」と連絡があった。入金したら、業者と連絡が取れなくなった。
豊後大野市内でも
宝石(ダイヤモンド)・不動産・老人ホーム入居権のパンフレットが届き、業者から「権利を譲ってほしい」と連絡があった。どうしたらよいか?と消費生活センターに相談があった。
消費生活センターより
未公開株や投資話などのもうけ話は、詐欺を疑いましょう。
業者からパンフレットが届いても無視し、電話がかかってきた場合は、きっぱりと断りましょう。業者に連絡をすればお金を騙し取られます。おかしいなと思ったときには、消費生活センターに相談しましょう。
架空請求ハガキに、ご注意ください
豊後大野市内において「国民消費相談センター」という機関から、身に覚えのない内容のハガキが届いたという相談が寄せられています。下記のようなハガキには気をつけてください。
確認通知書 |
---|
以前貴方が購入された販売会社が、料金の未納あるいは契約 |
平成26年 (カ)●●● 号 国民消費相談センター 〒134-●●● 東京都●●●●-●-● 9時30分~17時30分 03-●●●●-●●●● |
消費生活センターより
- 相手には、絶対に連絡しないでください。新たに、個人情報を知らせてしまうことになります。
- ハガキの内容を信じ込まずに、冷静な対応をしましょう。公的機関が「訴訟内容」や「裁判の内容」をハガキで通知することはありません。
- おかしいなと思ったら、消費生活センターや警察に相談しましょう。
怪しいメールに、ご注意ください
豊後大野市内において「日本中央銀行」という機関から、身に覚えのない内容のメールが携帯に届いたという相談が寄せられています。下記のようなメールには気をつけてください。
迷惑メール・架空請求の例です。
会社名→ 株式会社●●メディアサポート
電話番号→ 03-6●●6-●●●6
-----------------------------------本文
【必ずお読み下さい】
現在、こちらのメールが受信されました携帯端末にて以前からご登録となっております。
【有料サイト番組】の退会処理手続きやお支払の確認が現段階でとれておりません、現在ユーザー様に対しましての未納の料金が発生しております。
このまま放置されますと弁護人などを通しての法的処置『民事訴訟』に手続き移行させて頂きます。
尚、当社は複数の番組運営会社様よりご通達の依頼を受けて等メールを配信させて頂いております。 当社は有料サイトやアプリケーションダウンロード配信等を行う複数のチャンネル運営会社様より番組管理や登録ユーザーの管理などの管理委託を承ります管理会社ですので、ご登録上のトラブルなどのクレームは一切お受け致しておりません。
下記までご連絡お願い致します。
株式会社●●メディアサポート 【
受付】 【TEL 03-6●●6-●●●6】 【営業時間】 【10:00~18:00】
顧客ID ※電話が込み合う事や確認等にお時間がかかる場合がございますので折り返しの対応となる場合がございます※
---------------------------------以上
件名: Fw:【お客様へ】日本中央銀行より重要なお知らせ。
----- Original Message -----
平素は格別のご愛顧を頂きありがとうございます。
この度、全日本銀行データベースより、端末情報が登録開示されているお客様の情報を確認したところ、過払い金としてお客様に【742万円】を返金する事が決定致しました。
────返金先───
受取人:docomoユーザー様
『●●●●●●@docomo.ne.jp』
──────────
■必要事項
⇒【振込を希望する口座】を当行に連絡するだけで過払い金を返金させて頂きます。もちろん無償であり、融資や貸付ではありませんし、返却の必要は一切御座いません。
※以下の様な事例に心当たりが御座いませんか?
・知らないアドレスからメールがきた
・電話、メールなどで個人情報を教えてしまった
・怪しいサイトをクリックしてしまった。
・何もしてないのに会員登録されている。
・そのサイトで退会したいのに退会出来ない
・不当な未払い金の請求がきた
・金銭譲渡の話があったのでお金を振り込んでしまった
上記は全て不当であり、お客様が支払う必要は一切御座いません。全サイトの不当な請求を相殺し、全日本銀行データベースより返金がありますので、過払い金として【742万円】をお客様に返金させて頂きます。
つきましては過払い金【742万円】をお客様にお振込みさせて頂きますので、下記docomoユーザー様専用マイページより【振込を希望する口座】をご連絡お願い致します。
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(↑サイトのURLが書いてあります。)
※こちらのメールは送信専用です、メール送信は上記URLよりお願いします※
差出人: <●●●●@docomo.ne.jp>
日時: 2014年7月31日 21:26:36 JST
宛先:
件名: Fw:【不在通知】日本中央銀行様より現金900万円をお預かりしております。ゆうびんパックより7月31日 お届けに上がりますのでご本人様確認の為に【
----- Original Message -----
本日午前中に、お客様のご自宅にお伺いしたところ、応答がなかったので一度営業所の方にお持ち帰りさせて頂きました。
詳細は以下となります。 ──────────
■ご依頼主
・住所 東京都千代田区本店
・名前 日本中央銀行様
──────────
■配送方法 お急ぎ便
──────────
■品名 現金900万円
──────────
お手数ですが、再配達致しますので、ご本人様確認の為に【住所・氏名】を間違いの無い様に記載し、ご返信下さい。
※24時間自動受付
お問い合わせ先
サポートセンター (内線223まで)
■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
(↑サイトのURLが書いてあります。)
※こちらのメールは送信専用です、メール送信は上記URLよりお願いします※
消費生活センターより
難しい言葉、普段使わない言葉を並べてお金を巻き上げてきます。特に「身辺調査をする」「携帯識別番号で調べる」「このままだと訴訟する」などが良く使われるフレーズです。突然、そのような督促を促すメールや手紙が届いたら普通はパニックを起こしてしまいます。まずは冷静になりましょう。
身に覚えのない請求に関しては、無視を貫きましょう。
もし連絡をしてしまった場合は、口車に乗らずに冷静に専門機関等にご相談ください。