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朝倉文夫は
豊後大野市
生まれの
彫塑
家です。
近代日本彫刻の
基礎をつくりました。「
自然主義的
写実
主義(あるがままの
姿をそのままつくる)」という
作り
方でたくさんの
作品をつくりました。
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もっと知りたい |

▲朝倉文夫
(1883〜1964)
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朝倉文夫は「
彫塑家」と
言われることが
多いのですが、みんなは「
彫塑」って
聞いたことあるかな?「
彫塑」は
心棒に
粘土をつけて、
手やヘラでもりあげたり、かき
取ったりしながらかたちをつくっていきます。
完成した
粘土から
型をとってブロンズ
像にしあげます。これに
対して、「
彫刻」というのは
木や
石などを、
彫ったりけずったりし、
動物や
人間のかたちなどをつくっていきます。 |
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今では「
彫刻」と「
彫塑」の
両方をあわせて「
彫刻」と
言ったり「
立体
作品」と
言ったり、いろいろな
言い
方があります。 |

▲作品をつくる朝倉文夫
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朝倉文夫の
作品は、
大きく3つの
種類にわけられます。
男性像や
女性像などの「
人体像」、
猫などの「
動物像」、
特定の
人をつくった「
肖像」です。
代表作は「
墓守」。お
墓の
番人をしていたおじいさんにモデルになってもらいました。このポーズは、
将棋をしている
人たちを
見て、ほほえんでいる
自然の
姿をとらえたものです。
朝倉文夫は
動物像もたくさんつくっています。なかでも
大好きだったのが
猫でした。
膝の
上にお
気に
入りの
猫を
座らせて、
手でなでていました。そうして
猫の
筋肉の
動きや
骨のかたちを
手に
覚えさせていたのです。
朝倉文夫は
生涯に50
体ぐらいの
猫の
像をつくりました。 |
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1961
年、
朝倉文夫は
大好きなふるさとの
自然の
中に
自分の
作品を
展示する
場所をつくりたいと
考えました。そこで、
自分が
生まれた
家の
近くの
土地を
買い「
愛の
園生」という
名前の
公園にしようと、
工事をしていました。しかしその
途中、1964
年に81
歳で
亡くなってしまいました。その
後、
地元の
人たちが「
先生の
夢をかなえたい」と
願い、
朝地町が
公園をつくる
工事をまたはじめました。そしてついに、1991
年「
愛の
園生
朝倉文夫
記念公園」ができました。
公園には
朝倉文夫が
好きだった
梅の
木や、いろんな
木が
植えられています。 |
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「
朝倉文夫記念館」はそんな
自然いっぱいの
公園の
中にあります。
記念館では
朝倉文夫の
作品や、
使っていた
道具、
着物などをみることができます。 |

▲朝倉文夫記念公園
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入 館 料
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小中高生 200
円(160
円)
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一 般 500
円(400
円)
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※( )
内は20
人
以上の
団体
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開館時間
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午前10
時 から
午後5
時まで
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※(
入館は4
時30
分まで)
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休 館 日
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月曜日(
月曜が
祝日の
場合は
翌日)、
年末年始
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大分県豊後大野市朝地町池田1587−11
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電話番号
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0974−72−1300
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