第12回大分アジア彫刻展 (2014)

公開日 2015年1月31日

最終更新日 2015年1月31日

入賞作品 The Prize-Winning Works of the 12th Oita Asian Sculpture Exhibition

大賞 Grand Prize

第12回大賞「derivation~microcosm~」derivation ~microcosm~
派生~小宇宙~

H9×W69×D69cm
ステンレススチール Stainless steel

長田 堅二郎 NAGATA Kenjiro
東京都 Tokyo JAPAN

コメント
枝分かれし派生していく形は、あらゆる事物を構成する上で共通する形状であると考えている。
本作品は生命・自然・社会といった万物の縮図をモチーフとしている。作品の外形である円は、反復と収束といった普遍的な事象の象徴として、すなわち世界の輪郭を形作ることを意図している。

優秀賞 Prize for Excellence

第12回優秀賞「NO SPACE TO PLAY」NO SPACE TO PLAY
遊ぶスペースがない

H23×W61×D64cm
ガラス繊維、ペンキ Fiberglass, Painted

NARDI Ssn. ナルディ
インドネシア INDONESIA

コメント
インドネシアの村や街の開発パターンは、この国際化の時代において、不均等です。インドネシアでは、すべてにおいて大きな問題を抱えています。
発展途上の時代で人生の近道を探し求める者は、街へ移住し生計を立てるよう駆り立てられ、このような状況は、都市化と呼ばれています。
都市化 は年を追う毎に、政府が解決策をみつけることができないほどに増大しています。また、人は群がることにより、質素な家を作ります。これらの家は単なる都合のよい瞬間です。家の形状は段ボールです。
生計を立て、家族を成長させ、成熟していきます。同世代に生まれた子供のようには考えがなく、大きな計画もなく、街は狭いです。子供には、自由に成長できる空間が必要です。そうです。大きな夢と遊ぶためです。現代の技術シンボルの作風がある段ボールの形の家 の間にある不平等な条件は、まるで我々の子供達に不意打ち攻撃をしかけたかのようです。この環境状況下で、子供達は苦しみながら成長し…街の都市景観をとても不適当に変化させてしまいました。力なきスラムです。。

優秀賞 Prize for Excellence

第12回優秀賞「Object and Memory」Object and Memory
物体と記憶

H38×W33×D67cm
木材、蝶番 Wood, Hinge

Punyisa SINRAPARATSAMEE
プンイサ・シンラパラツァミー
タイ THAILAND

コメント
この作品の創作には、私の記憶の中に永遠に存在する、離ればなれになった私の家族についての家庭用品の記憶を辿った跡が表されています。
この作品を通じて私は、材料の形状を、私の家族が一緒だった日々を思い出させてくれるものとして表現しました。

優秀賞 Prize for Excellence

第12回優秀賞「動物先生」動物先生
Animal Doctor

H50×W50×D50cm
FRP、古い木材、水彩絵の具
FRP, Old woods, Watercolors

張 強 ZHANG Qiang
愛知県 Aichi JAPAN

コメント
私の作品は中国人なら誰でも知っている庶民の古い椅子を作品の中の一部として取り入れ制作しています。この椅子は文化大革命の際には実は人間の拷問用としても使われた良い意味でも悪い意味でも馴染みの深い椅子です。私の作品は一見可愛く見えますが、そんな歴史的なものの上で踊る歴史と私自身の関係を動物に置き換え制作しています。

優秀賞 Prize for Excellence

第12回優秀賞「IT Baby」IT Baby
アイティーベイビー

H60×W70×D20cm
ガラス繊維、透明なアクリル板(羽)、電子チップ、電気回路、木(台座)
Fiber glass,Transparent acrylic sheet, Electronic chips, Circuits, Wooden base

Sunil BINDHANI サニル・ビンダーニ
インド INDIA

コメント
IT Babyは、次世代に伝えたいという強い思いからアイデアが浮かびました。この新しい世代の世界において、我々みんなが時間と競争しており、周りにある自然の美しさに気付いていません。近代化が押し寄せ、荒れた都市において大規模な技術が人の業務を機械化している中、我々の中には、自然に触れて自然の中で毎日を過ごしている人さえいます。今、我々は自然と共に過ごす時間を作らなければなりません。
この技術的な都市で次世代の人々が生まれ育ち、自然やその驚異について全く知りません。一方でそれが故に私が真に取り組んでいることは、私の最新の制作物「IT BABY」を通して、人生で実際に失っているものを見ることを次世代の人々に気付かせること、そして、彼らに自然の美しさを教育することです。

優秀賞 Prize for Excellence

第12回優秀賞『灼熱ストーブ「鎮火」』灼熱ストーブ 「鎮火」
Burning stove "Extinguish"

H68×W38×D44cm
鉄、木(楢)、油絵の具 Iron, Oak tree, Oil paint

佐藤 一明 SATO Kazuaki
北海道 Hokkaido JAPAN

コメント
ストーブは、私の住む土地では無くてはならない生活の必需品です。
これが無ければ、生きて冬を越すことができないからです。
それをモチーフとして、
燃料の木を素材に私は彫刻を作っています。

優秀賞 Prize for Excellence

第12回優秀賞「切り出された大地 ~空洞説~」切り出された大地 ~空洞説~
cutting out a piece of the ground -cave theory-

H70×W49.5×D20cm
木、鉄、胡粉 Woods, Iron, Whitewash

金村 孝之 KANAMURA Takayuki
大分県 Oita JAPAN

コメント
自分の意識や活動、力の及ぶのはどこまでなのか。
「範囲」や「未完成」をテーマにしている。
過去から堆積した物質や思いや時。例えばそんな、見えないものや無意識下のもの。
不確定なものが詰まった奥底の広がりを感じていたい。

豊後大野賞 Bungo Ono Award

第12回豊後大野賞infinity 01infinity 01
無限大 01

H50×W57×D40cm
真竹、アクリル Japanese timber bamboo, Acrylic

大橋 重臣  OHASHI Shigeomi
大分県 Oita JAPAN

コメント
竹を表裏一体になるよう編みこみ、
おわることの無い無限の広がりを表現しました。

「豊後大野賞」・・・会期中10月11日~11月3日までの来場者(小学生以上)に入選作品23点の中から、好きな作品を3つ以内で選んで投票してもらい、最も人気が高かった作品に賞金5万円を贈る。
回収枚数 551枚 投票総数1,551票

【投票結果】

1位 「infinity 01」 189票
大橋 重臣 OHASHI Shigeomi
大分県 Oita JAPAN

2位 「水のかたまり」 114票
金 景暋 KIM Kyoung Min
東京都 Tokyo JAPAN

3位 「花」 103票
孔井 美幸 ANAI Miyuki
大分県 Oita JAPAN

お問い合わせ

まちづくり推進課 朝倉文夫記念館
電話:0974-72-1300