第9回大分アジア彫刻展(2008)

公開日 2015年1月31日

最終更新日 2015年1月30日

入賞作品 The Prize-Winning Works of the 9th Oita Asian Sculpture Exhibition

大賞 Grand Prize

第9回大賞『Reflection』Reflection
反射

H50×W45×D22cm
ガラス Glass

阿比留 生吾 ABIRU Shogo
茨城県 Ibaraki JAPAN

コメント
私は、ガラスに彫刻素材としての魅力を感じています。
ガラスの加工は技術的に難しい部分があり、
イメージに技術がついて行けないことも多々ありますが、
今後も造形の可能性を探っていきたいと思います。

優秀賞 Prize for Excellence

第9回優秀賞『Gravitation』Gravitation
重力

H63×W33×D33cm
レッドトラバージン(イラン産) Red travertine

大井 秀規 OI Hidenori
山口県 Yamaguchi JAPAN

コメント
ネパールを旅している時、一枚の古いインドの絵を見た。半球形のインド亜大陸を四頭の象が支え、その下では、巨大な海亀が踏ん張っていた。確かに「地球は宇宙に浮かぶ星」かもしれない。が、私も彼らと同じように、母なる大地は何か途方もない力で支えられているとしか思えてならない。そしてその大地から植物が発芽するときや、生まれ落ちた子馬が立ち上がろうとする瞬間などに「生へのエネルギー」を強く感じる。また、多くの人々によって構築された数々の古代遺跡にも、同じ力を感じる。そのエネルギーを重力との関係において、「相対する力」としてとらえた。大地を支える根源的な力と、大地から立ち上がる生のエネルギーを「石」という人類が手にした最も古い素材で、重力に逆らい空に向かって積み上げた。

優秀賞 Prize for Excellence

第9回優秀賞『ZOO KEEPER』ZOO KEEPER
動物園の飼育係

H72×W37×D28cm
ファイバーグラス、樹脂、金属台 Fiberglass, Resin with metal base

Ronald VENTURA ロナルド ヴェンチュラ
フィリピン PHILIPPINES

コメント
「動物園の飼育係」という作品は、
ある神聖な場所にいて野生動物と家畜を守護する者の人体表現です。
行動や道徳の伝統的な概念を突き破ることができる、
人間の秘めた動物性を誇張して表現した作品です。

優秀賞 Prize for Excellence

第9回優秀賞『灼熱ストーブ「鎮火」』

灼熱ストーブ「鎮火」                                                        
Burning Stove "Extinguish"

H70×W42×D33cm
木(アカシア)、鉄材、油絵の具、木ねじ Wood(acacia), Iron, Oil paint, Wood screws

佐藤 一明 SATO Kazuaki
北海道 Hokkaido JAPAN

コメント
ストーブをモチーフとした具象彫刻。
ストーブの機能(空気の取り入れ口から煙突までの気体の流れ)も
彫刻の一要素として表現している。
焼却炉を形作る素材に燃料(木)を用いているため、そのまま燃やす
ことが出来るし、またよく燃える。
火を消して完成するが、燃やし尽くしてしまうと作品として残らないのでいつも燃やし加減にハラハラしている。

優秀賞 Prize for Excellence

第9回優秀賞『The Artficial Paradise 2007』The Artificial Paradise 2007
人口楽園 2007

H52×W48×D48cm
セメント、鋼鉄 Cement, Cast iron

金 相均 KIM Sang-gyun
韓国 KOREA

コメント
ソウル市内にある、それぞれ違う16棟の建物の正面部分に構成されている作品「人工楽園2007」は今まで本人が求めてきた建築を通じ、都市空間のありさまの表現という作品シリーズの一作である。
私はこれまで人々が暮らしている建物や都市空間を探求し、セメントを用いて、それらを再構築し、様々な建築構造物を造形的に再び組み立てた。
また、別の私の作品では、建築的彫刻を通じて、我々が住んでいる、混沌とした都市空間と、その中で何かが不足していることを暗黙のうちに認めながらも生きている、現在の自分たちの姿をかえりみたいと願っている。

奨励賞 Prize for Encouragement

第9回奨励賞『おばあちゃんとまご』おばあちゃんとまご
Grandma and Grandchild

H65×W29.7×D23.5cm
鉄(ブレーキシューと古いソファーのフレーム)、木(古い線路の枕木)
Iron (brake shoe, old sofa frame), Wood (railroad track tie)

Philani MOYO ピラニ モヨ
大分県 Oita JAPAN

コメント
この作品を制作したきっかけは、仕事で留守がちの母親の為におじいさんおばあさんと一緒に遊んでいる子供達をよく見かける為でした。この作品は、仕事を持つお母さん、そして親愛なるおじいさん、おばあさんの為に制作したものです。もう一つ強調したいのは、以下の3つの要素で古い物が新しく再生されるということをこの作品を通して表現しました。
1. 捨てられてしまう使い古しの金属部品を使用する
2. 若い者がお年寄りと時間を過ごす姿を見せる
3. 未来にとても重要な強い基盤を見せる。

豊後大野賞 Bungo Ono Award

第9回豊後大野賞『懐(ふところ)-Hug』懐(ふところ)-Hug 
Bosom-Hug

H25×W62×D48cm
ステンレススチール Stainless steel

イ ユンソク Lee Yoon-seok
韓国 KOREA

コメント
宇宙の秩序の上に構築されていくあたたかい生命のエネルギーを形にした。

「豊後大野賞」
「豊後大野賞」・・・会期中(10月20日~11月16日)までの来場者(小学生以上)に入選作品25点の中から、好きな作品を3つ選んで投票してもらい、最も人気が高かった作品に賞金20万円を贈る。
回収枚数685枚 投票総数1,953票

【投票結果】

1位 「懐(ふところ)-Hug」(Bosom-Hug) 211票
   イ・ユンソク(韓国)

2位 「Around the World Trip」(世界一周) 159票
   チョン・ヘギョン(韓国)

3位 「Cosmos Creature」(宇宙の生物) 138票
   ダリザブ・トゥブデンドルジ(モンゴル)

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まちづくり推進課 朝倉文夫記念館
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