有害鳥獣対策について

公開日 2014年12月26日

最終更新日 2014年12月22日

 全国的にイノシシやシカの農林産物への被害が深刻になっています。
 一般的に、鳥獣害対策については3つの柱があると言われています。

1. 捕獲対策

 有害鳥獣捕獲従事者によって、害を及ぼす鳥獣を捕獲することで被害を減らします。通常の狩猟期間は、11月15日から2月15日まで(大分県ではイノシシ、シカについては11月1日から3月15日まで)ですが、豊後大野市では一年を通じて有害鳥獣の捕獲許可を出しています。現在、約400名の有害鳥獣捕獲従事者が銃器やわなを使用して捕獲を行っています。
 被害が発生し、駆除を希望する場合は市役所農林整備課林業振興係か、各支所の有害鳥獣担当へ御連絡ください。

自分で捕獲したいという方(狩猟と有害鳥獣捕獲の違い)

狩猟

 上記の狩猟期間内に主に趣味として行うもので、大分県知事が行う狩猟免許試験(毎年8月から10月頃実施)を受験し、狩猟免許を取得したうえで、大分県へ狩猟者登録を行うことが必要です。
狩猟免許試験及び狩猟者登録については、大分県のホームページを御覧ください。
大分県森との共生推進室(ウィンドウが開きます)

有害鳥獣捕獲

 農林水産業への被害軽減のために行うもので、豊後大野市では、豊後大野市猟友会の協力を得て有害鳥獣捕獲を行っています。前述のとおり、豊後大野市では一年を通じて有害鳥獣の捕獲許可を出していますが、捕獲できる方は、市長が有害鳥獣捕獲員として認めた方のみです。狩猟者登録をされている方、または直近の狩猟期間において狩猟者登録をされていた方で、所属する猟友会の支部を通じて必要書類を市に提出していただく必要があります。 
 また、有害鳥獣捕獲員がシカ、イノシシ、サル、タヌキ、アナグマ、アライグマを有害鳥獣捕獲として捕獲し、班長を通じて捕獲報告を行った場合は、捕獲補助金を受けることが出来ます。豊後大野市では、国や県の事業を活用し有害鳥獣の捕獲を推進しています。

2. 被害防止対策

 農地の周囲に電気柵やネットを設置し、イノシシやシカの農地への侵入を防止します。豊後大野市では電気柵やネットの購入費用に対する補助を行っています。対象は、農林水産業を営む方が農林水産物を鳥獣被害から防ぐために市内に設置する施設です(市外在住者を含みます)。平成29年度については平成29年10月31日まで受け付けていますので、市役所農林整備課林業振興係か、各支所の有害鳥獣担当へお問い合わせください。

 平成29年度の補助内容についてはこちら平成29年度補助内容[PDF:280KB]
 ※受付期間:平成29年10月31日まで。補助内容は毎年変わる可能性があります。

 「電気柵を設置したけど効果が無い」という御意見をいただきますが、電気柵やネットは正しく設置しないと効果がありません。電気柵では、下記の点をチェックしてください。

  1. 線の高さは、1段目は地面から15cm、2段目は1段目から15cmにしましょう。
  2. アース棒は一本ずつ離して、湿った場所に深く差し込みましょう。
  3. ガイシは外向きに取り付けましょう。
  4. 草が線に触れると電圧が下がります。草刈りはこまめに行いましょう。
  5. 鉄芯の支柱は塗装がはげているとそこから漏電します。支柱はプラスティック製を使用しましょう。
  6. バッテリーは古くなっていませんか?ときどき電圧をチェックしましょう。
  7. 電気柵を安全に使用するためにも、あわせてこちらをご覧ください。電気柵を安全に使用するために

 電気柵、ネットは設置すればずっと効果が持続するわけではありません。設置後もこまめに見回りをし、問題があればすぐに手直しをすることが重要です。豊後大野市では、鳥獣害パトロール隊が電気柵やネットの指導のため市内を巡回しています。「張り方が分からない」「電圧をチェックしてほしい」などありましたら、農林整備課林業振興係へお電話ください。

 また、集落等を単位として金網柵、ワイヤーメッシュ柵を設置しています。

 これは、国の交付金事業を活用し、豊後大野市鳥獣被害対策協議会が柵の資材を購入、集落等へ14年間貸与する事業です。柵の資材は無償貸与ですが、設置作業は地元の皆さんで行っていただくなどの条件がありますので、設置を希望されるときは農林整備課林業振興係へお問い合わせください。

3. 集落環境対策

 本来山に生息しているイノシシやシカが、集落まで出没して農作物を荒らすようになった原因の一つは、イノシシやシカが集落をエサ場として認識してしまっていることです。集落をエサ場にしないためには、集落の皆さんが一体となって環境対策を行うことが必要です。


1. 生ごみを捨てない。
 空き地や畑に生ごみを捨てていませんか?生ごみを捨てることは鳥獣を呼び寄せているようなものです。

2. 放任果樹を除去する。
 集落内や田畑の周りに、すでに収穫しなくなった柿や栗の木がありませんか?果実は鳥獣の好物です。必要無い木は、思い切って伐採しましょう。

3. ヒコバエ対策をする。
 稲刈り後に切り株から生えてくるヒコバエも、イノシシやシカのエサになります。早めに耕起するなど対策をしましょう。

4. 追い払う。
 イノシシやシカは、本来臆病なので人を見ると逃げてしまいますが、馴れると人を見ても逃げなくなってきます(奈良公園のシカも同じニホンジカです)。可愛いと思っても、シカやイノシシを見かけたときは大声を出して山へ追 い返しましょう。イノシシ、シカ、サルやアナグマに集落はエサ場でなく、危険な場所だと認識させることが重要です。

 鳥獣が集落に近寄りづらくなるように、集落の皆さんで取り組みましょう。

お問い合わせ

農林整備課 林業振興係
電話:0974-22-1001【内線2343】

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